「シェルター」という名称とコンセプトは、浅間高原に点在する火山の避難施設から着想しています。堅牢なコンクリートの建物を、きびしい自然に対峙する人間の砦ととらえ、都市の人々を迎え入れる拠点としたのです。
とはいえ、数十年前に建てられたRC構造物のリノベーションは、難問が山積みでした。それらを見事に解決し、家具のデザイン・制作まで担ったのが、西粟倉村の「ようび」さん。
空間コンセプト
「シェルター」という名称とコンセプトは、浅間高原に点在する火山の避難施設から着想しています。堅牢なコンクリートの建物を、きびしい自然に対峙する人間の砦ととらえ、都市の人々を迎え入れる拠点としたのです。
とはいえ、数十年前に建てられたRC構造物のリノベーションは、難問が山積みでした。それらを見事に解決し、家具のデザイン・制作まで担ったのが、西粟倉村の「ようび」さん。
火を焚くプリミティブな野外空間に対して、建屋はアッシュカラーを基調としたアーバンなスタイル。無機質になり過ぎないよう、壁にゆらぎのマチエールをほどこしたり、木の建具やファニチャーを配したり。大胆さと繊細さの絶妙なバランスで、眠っていた廃屋が見事に生まれ変わりました。
日が暮れると、シェルターは闇に浮かぶ灯台になります。外で思いきり焚火を楽しんだら、安全地帯にもどってお過ごしください。
設計:ようび
主な施設・設備
80名ほどが着席できる「ホール」。大きな開口から外の広場が一望できます。昼間は、会議や講演など多目的なミーティング・スペースに。夜は、お酒や軽食を楽しむラウンジに。
小人数用のミーティング・ルームとカフェ・スペースが併設された「ラボ」。マガジンやアートが配置され、BGMが流れるリラックス空間。
2階奥に、多目的に使える「ルーム」を4部屋ご用意しました。ミーティングはもちろん、ゲストの控室や、数人で宿泊できる客室にもなります。
floor map
ご要望にあわせてプログラムを提案します。お気軽にお問合せください。